スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
幻覚
2007年01月06日 (土) | 編集 |
先輩に借りて、感動した小説の紹介をば。
今書かなきゃ、絶対忘れる!!

『平面犬。』乙一(集英社文庫)

「私は腕に犬を飼っている…」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名づけたその刺青がある日突然動き出し…。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作、その目を見たものを石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚「石ノ目」、その他「はじめ」「BLUE」など、ファンタジー・ホラー四編を収録する傑作短編集。


私が一番惹かれたのは、「はじめ」だった。


《あらすじ》
小学生の男の子2人が、自分の犯した失敗を隠すために作り上げた女の子「はじめ」。
ふたりの頭の中でだけの存在であった彼女が、いつの間にかふたりにだけ見える「幻覚」として、ふたりの前に現れる。
三人で一緒に笑い、語り合い、成長していった。
しかし彼らには哀しい別れが…


幻覚は、「無」ではない。
確かに存在するものなんだ。
現実的な話ではないけど、非現実の中の現実性が好き。
一般の人とは、明らかに違うはじめ。
でも、「普通の人」と同じように、悩み、笑い、傷つき、恋をして…
そんな基準って、わからへんもんよな。
こころがぽっとあたたかくなった。
ろうそくが灯ったかんじ。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。